婚約指輪や結婚指輪に使われる地金の種類は、プラチナやゴールドが一般的。
その違いや特徴によって、「価格」「耐久性」「色合い」「宝石との相性」「ファッション性」等、
何を重視して選ぶのかがPOINT。
Gold -ゴールド-
“黄金の輝き”は古くから宝飾品として好まれ、今もジュエリーの主流として広く使われています。
ただ純金は加工するには柔らかすぎるため、他の金属と混ぜて「合金」として硬度・耐久性を上げるのが一般的。
混ぜる金属や割合によって、色味にバリエーションがあるのでファッション性や肌の色に合わせて選ぶことができます。
ホワイトゴールドは、白い金属を混ぜていますが、元は金色なので白にはなりません。
そこで仕上げにロジウムメッキをかけ白くしていますが、剥げると白色金に戻るので、また白くするにはロジウムメッキをかけます。
Platinum -プラチナ-
その美しい輝きは「王にのみふさわしい貴金属」とフランス王ルイ16世に称された、ゴールドに並び広く使用される地金です。
白色の金属で、変色やサビが少ないなどの特徴から、今では不変の愛の象徴として人気があります。
ただゴールドと同じく柔らかすぎるため、パラジウムやルテニウムなどを混ぜて硬度・耐久性を上げるのが一般的です。
純度100%のプラチナは黒味がかっていますが、パラジウムを混ぜることでより白くなります。
プラチナはゴールドの柔らかな光に比べると、クールな光を放ちます。
基本的には、ゴールドはイエローベースの方、プラチナはブルーベースの方が似合うと言われていますが、宝石との相性も大切。
特にダイヤモンドならその輝きとプラチナはよく合います。